2015年2月13日金曜日

2/13 創世記46、マルコの福音書16、ヨブ記12、ローマ人への手紙16

創世記46
46:1 イスラエルはその持ち物をことごとく携えて旅立ち、ベエルシバに行って、父イサクの神に犠牲をささげた。
46:2 この時、神は夜の幻のうちにイスラエルに語って言われた、「ヤコブよ、ヤコブよ」。彼は言った、「ここにいます」。
46:3 神は言われた、「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下るのを恐れてはならない。わたしはあそこであなたを大いなる国民にする。
46:4 わたしはあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。
46:5 そしてヤコブはベエルシバを立った。イスラエルの子らはヤコブを乗せるためにパロの送った車に、父ヤコブと幼な子たちと妻たちを乗せ、
46:6 またその家畜とカナンの地で得た財産を携え、ヤコブとその子孫は皆ともにエジプトへ行った。
46:7 こうしてヤコブはその子と、孫および娘と孫娘などその子孫をみな連れて、エジプトへ行った。
46:8 イスラエルの子らでエジプトへ行った者の名は次のとおりである。すなわちヤコブとその子らであるが、ヤコブの長子はルベン。
46:9 ルベンの子らはハノク、パル、ヘヅロン、カルミ。
46:10 シメオンの子らはエムエル、ヤミン、オハデ、ヤキン、ゾハル及びカナンの女の産んだ子シャウル。
46:11 レビの子らはゲルション、コハテ、メラリ。
46:12 ユダの子らはエル、オナン、シラ、ペレヅ、ゼラ。エルとオナンはカナンの地で死んだ。ペレヅの子らはヘヅロンとハムル。
46:13 イッサカルの子らはトラ、プワ、ヨブ、シムロン。
46:14 ゼブルンの子らはセレデ、エロン、ヤリエル。
46:15 これらと娘デナとはレアがパダンアラムでヤコブに産んだ子らである。その子らと娘らは合わせて三十三人。
46:16 ガドの子らはゼポン、ハギ、シュニ、エヅボン、エリ、アロデ、アレリ。
46:17 アセルの子らはエムナ、イシワ、イスイ、ベリアおよび妹サラ。ベリアの子らはヘベルとマルキエル。
46:18 これらはラバンが娘レアに与えたジルパの子らである。彼女はこれらをヤコブに産んだ。合わせて十六人。
46:19 ヤコブの妻ラケルの子らはヨセフとベニヤミンとである。
46:20 エジプトの国でヨセフにマナセとエフライムとが生れた。これはオンの祭司ポテペラの娘アセナテが彼に産んだ者である。
46:21 ベニヤミンの子らはベラ、ベケル、アシベル、ゲラ、ナアマン、エヒ、ロシ、ムッピム、ホパム、アルデ。
46:22 これらはラケルがヤコブに産んだ子らである。合わせて十四人。
46:23 ダンの子はホシム。
46:24 ナフタリの子らはヤジエル、グニ、エゼル、シレム。
46:25 これらはラバンが娘ラケルに与えたビルハの子らである。彼女はこれらをヤコブに産んだ。合わせて七人。
46:26 ヤコブと共にエジプトへ行ったすべての者、すなわち彼の身から出た者はヤコブの子らの妻をのぞいて、合わせて六十六人であった。
46:27 エジプトでヨセフに生れた子がふたりあった。エジプトへ行ったヤコブの家の者は合わせて七十人であった。
46:28 さてヤコブはユダをさきにヨセフにつかわして、ゴセンで会おうと言わせた。そして彼らはゴセンの地へ行った。
46:29 ヨセフは車を整えて、父イスラエルを迎えるためにゴセンに上り、父に会い、そのくびを抱き、くびをかかえて久しく泣いた。
46:30 時に、イスラエルはヨセフに言った、「あなたがなお生きていて、わたしはあなたの顔を見たので今は死んでもよい」。
46:31 ヨセフは兄弟たちと父の家族とに言った、「わたしは上ってパロに言おう、『カナンの地にいたわたしの兄弟たちと父の家族とがわたしの所へきました。
46:32 この者らは羊を飼う者、家畜の牧者で、その羊、牛および持ち物をみな携えてきました』。
46:33 もしパロがあなたがたを召して、『あなたがたの職業は何か』と言われたら、
46:34 『しもべらは幼い時から、ずっと家畜の牧者です。われわれも、われわれの先祖もそうです』と言いなさい。そうすればあなたがたはゴセンの地に住むことができましょう。羊飼はすべて、エジプトびとの忌む者だからです」。

マルコの福音書16
16:1 さて、安息日が終ったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとが、行ってイエスに塗るために、香料を買い求めた。
16:2 そして週の初めの日に、早朝、日の出のころ墓に行った。
16:3 そして、彼らは「だれが、わたしたちのために、墓の入口から石をころがしてくれるのでしょうか」と話し合っていた。
16:4 ところが、目をあげて見ると、石はすでにころがしてあった。この石は非常に大きかった。
16:5 墓の中にはいると、右手に真白な長い衣を着た若者がすわっているのを見て、非常に驚いた。
16:6 するとこの若者は言った、「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、イエスはよみがえって、ここにはおられない。ごらんなさい、ここがお納めした場所である。
16:7 今から弟子たちとペテロとの所へ行って、こう伝えなさい。イエスはあなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて、あなたがたに言われたとおり、そこでお会いできるであろう、と」。
16:8 女たちはおののき恐れながら、墓から出て逃げ去った。そして、人には何も言わなかった。恐ろしかったからである。
16:9 〔週の初めの日の朝早く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリヤに御自身をあらわされた。イエスは以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたことがある。
16:10 マリヤは、イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいる所に行って、それを知らせた。
16:11 彼らは、イエスが生きておられる事と、彼女に御自身をあらわされた事とを聞いたが、信じなかった。
16:12 この後、そのうちのふたりが、いなかの方へ歩いていると、イエスはちがった姿で御自身をあらわされた。
16:13 このふたりも、ほかの人々の所に行って話したが、彼らはその話を信じなかった。
16:14 その後、イエスは十一弟子が食卓についているところに現れ、彼らの不信仰と、心のかたくななことをお責めになった。彼らは、よみがえられたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。
16:15 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。
16:16 信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。
16:17 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、
16:18 へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。
16:19 主イエスは彼らに語り終ってから、天にあげられ、神の右にすわられた。
16:20 弟子たちは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主も彼らと共に働き、御言に伴うしるしをもって、その確かなことをお示しになった。〕

ヨブ記12
12:1 そこでヨブは答えて言った、
12:2 「まことに、あなたがたのみ、人である、知恵はあなたがたと共に死ぬであろう。
12:3 しかしわたしも、あなたがたと同様に悟りをもつ。わたしはあなたがたに劣らない。だれがこのような事を知らないだろうか。
12:4 わたしは神に呼ばわって、聞かれた者であるのに、その友の物笑いとなっている。正しく全き人は物笑いとなる。
12:5 安らかな者の思いには、不幸な者に対する侮りがあって、足のすべる者を待っている。
12:6 かすめ奪う者の天幕は栄え、神を怒らす者は安らかである。自分の手に神を携えている者も同様だ。
12:7 しかし獣に問うてみよ、それはあなたに教える。空の鳥に問うてみよ、それはあなたに告げる。
12:8 あるいは地の草や木に問うてみよ、彼らはあなたに教える。海の魚もまたあなたに示す。
12:9 これらすべてのもののうち、いずれか主の手がこれをなしたことを知らぬ者があろうか。
12:10 すべての生き物の命、およびすべての人の息は彼の手のうちにある。
12:11 口が食物を味わうように、耳は言葉をわきまえないであろうか。
12:12 老いた者には知恵があり、命の長い者には悟りがある。
12:13 知恵と力は神と共にあり、深慮と悟りも彼のものである。
12:14 彼が破壊すれば、再び建てることができない。彼が人を閉じ込めれば、開き出すことができない。
12:15 彼が水を止めれば、それはかれ、彼が水を出せば、地をくつがえす。
12:16 力と深き知恵は彼と共にあり、惑わされる者も惑わす者も彼のものである。
12:17 彼は議士たちを裸にして連れ行き、さばきびとらを愚かにし、
12:18 王たちのきずなを解き、彼らの腰に腰帯を巻き、
12:19 祭司たちを裸にして連れ行き、力ある者を滅ぼし、
12:20 みずから頼む者たちの言葉を奪い、長老たちの分別を取り去り、
12:21 君たちの上に侮りを注ぎ、強い者たちの帯を解き、
12:22 暗やみの中から隠れた事どもをあらわし、暗黒を光に引き出し、
12:23 国々を大きくし、またこれを滅ぼし、国々を広くし、また捕え行き、
12:24 地の民の長たちの悟りを奪い、彼らを道なき荒野にさまよわせ、
12:25 光なき暗やみに手探りさせ、酔うた者のようによろめかせる。

ローマ人への手紙16
16:1 ケンクレヤにある教会の執事、わたしたちの姉妹フィベを、あなたがたに紹介する。
16:2 どうか、聖徒たるにふさわしく、主にあって彼女を迎え、そして、彼女があなたがたにしてもらいたいことがあれば、何事でも、助けてあげてほしい。彼女は多くの人の援助者であり、またわたし自身の援助者でもあった。
16:3 キリスト・イエスにあるわたしの同労者プリスカとアクラとに、よろしく言ってほしい。
16:4 彼らは、わたしのいのちを救うために、自分の首をさえ差し出してくれたのである。彼らに対しては、わたしだけではなく、異邦人のすべての教会も、感謝している。
16:5 また、彼らの家の教会にも、よろしく。わたしの愛するエパネトに、よろしく言ってほしい。彼は、キリストにささげられたアジヤの初穂である。
16:6 あなたがたのために一方ならず労苦したマリヤに、よろしく言ってほしい。
16:7 わたしの同族であって、わたしと一緒に投獄されたことのあるアンデロニコとユニアスとに、よろしく。彼らは使徒たちの間で評判がよく、かつ、わたしよりも先にキリストを信じた人々である。
16:8 主にあって愛するアムプリアトに、よろしく。
16:9 キリストにあるわたしたちの同労者ウルバノと、愛するスタキスとに、よろしく。
16:10 キリストにあって錬達なアペレに、よろしく。アリストブロの家の人たちに、よろしく。
16:11 同族のヘロデオンに、よろしく。ナルキソの家の、主にある人たちに、よろしく。
16:12 主にあって労苦しているツルパナとツルポサとに、よろしく。主にあって一方ならず労苦した愛するペルシスに、よろしく。
16:13 主にあって選ばれたルポスと、彼の母とに、よろしく。彼の母は、わたしの母でもある。
16:14 アスンクリト、フレゴン、ヘルメス、パトロバ、ヘルマスおよび彼らと一緒にいる兄弟たちに、よろしく。
16:15 ピロロゴとユリヤとに、またネレオとその姉妹とに、オルンパに、また彼らと一緒にいるすべての聖徒たちに、よろしく言ってほしい。
16:16 きよい接吻をもって、互にあいさつをかわしなさい。キリストのすべての教会から、あなたがたによろしく。
16:17 さて兄弟たちよ。あなたがたに勧告する。あなたがたが学んだ教にそむいて分裂を引き起し、つまずきを与える人々を警戒し、かつ彼らから遠ざかるがよい。
16:18 なぜなら、こうした人々は、わたしたちの主キリストに仕えないで、自分の腹に仕え、そして甘言と美辞とをもって、純朴な人々の心を欺く者どもだからである。
16:19 あなたがたの従順は、すべての人々の耳に達しており、それをあなたがたのために喜んでいる。しかし、わたしの願うところは、あなたがたが善にさとく、悪には、うとくあってほしいことである。
16:20 平和の神は、サタンをすみやかにあなたがたの足の下に踏み砕くであろう。どうか、わたしたちの主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。
16:21 わたしの同労者テモテおよび同族のルキオ、ヤソン、ソシパテロから、あなたがたによろしく。
16:22 (この手紙を筆記したわたしテルテオも、主にあってあなたがたにあいさつの言葉をおくる。)
16:23 わたしと全教会との家主ガイオから、あなたがたによろしく。市の会計係エラストと兄弟クワルトから、あなたがたによろしく。
16:24 〔わたしたちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがた一同と共にあるように、アァメン。〕
16:25 願わくは、わたしの福音とイエス・キリストの宣教とにより、かつ、長き世々にわたって、隠されていたが、今やあらわされ、預言の書をとおして、永遠の神の命令に従い、信仰の従順に至らせるために、もろもろの国人に告げ知らされた奥義の啓示によって、あなたがたを力づけることのできるかた、
16:26 (25節に合節)
16:27 すなわち、唯一の知恵深き神に、イエス・キリストにより、栄光が永遠より永遠にあるように、アァメン。

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