2015年4月11日土曜日

4/11 レビ記15、詩篇18、箴言29、テサロニケ人への手紙記第二3

レビ記15
1 主はまた、モーセとアロンに言われた、
2 「イスラエルの人々に言いなさい、『だれでもその肉に流出があれば、その流出は汚れである。
3 その流出による汚れは次のとおりである。すなわち、その肉の流出が続いていても、あるいは、その肉の流出が止まっていても、共に汚れである。
4 流出ある者の寝た床はすべて汚れる。またその人のすわった物はすべて汚れるであろう。
5 その床に触れる者は、その衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
6 流出ある者のすわった物の上にすわる者は、その衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
7 流出ある者の肉に触れる者は衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
8 流出ある者のつばきが、清い者にかかったならば、その人は衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
9 流出ある者の乗った鞍はすべて汚れる。
10 また彼の下になった物に触れる者は、すべて夕まで汚れるであろう。またそれらの物を運ぶ者は、その衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
11 流出ある者が、水で手を洗わずに人に触れるならば、その人は衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
12 流出ある者が触れた土の器は砕かなければならない。木の器はすべて水で洗わなければならない。
13 流出ある者の流出がやんで清くなるならば、清めのために七日を数え、その衣服を洗い、流れ水に身をすすがなければならない。そうして清くなるであろう。
14 八日目に、山ばと二羽、または家ばとのひな二羽を取って、会見の幕屋の入口に行き、主の前に出て、それを祭司に渡さなければならない。
15 祭司はその一つを罪祭とし、他の一つを燔祭としてささげなければならない。こうして祭司はその人のため、その流出のために主の前に、あがないをするであろう。
16 人がもし精を漏らすことがあれば、その全身を水にすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
17 すべて精のついた衣服および皮で作った物は水で洗わなければならない。これは夕まで汚れるであろう。
18 男がもし女と寝て精を漏らすことがあれば、彼らは共に水に身をすすがなければならない。彼らは夕まで汚れるであろう。
19 また女に流出があって、その身の流出がもし血であるならば、その女は七日のあいだ不浄である。すべてその女に触れる者は夕まで汚れるであろう。
20 その不浄の間に、その女の寝た物はすべて汚れる。またその女のすわった物も、すべて汚れるであろう。
21 すべてその女の床に触れる者は、その衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
22 すべてその女のすわった物に触れる者は皆その衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
23 またその女が床の上、またはすわる物の上におる時、それに触れるならば、その人は夕まで汚れるであろう。
24 男がもし、その女と寝て、その不浄を身にうけるならば、彼は七日のあいだ汚れるであろう。また彼の寝た床はすべて汚れるであろう。
25 女にもし、その不浄の時のほかに、多くの日にわたって血の流出があるか、あるいはその不浄の時を越して流出があれば、その汚れの流出の日の間は、すべてその不浄の時と同じように、その女は汚れた者である。
26 その流出の日の間に、その女の寝た床は、すべてその女の不浄の時の床と同じようになる。すべてその女のすわった物は、不浄の汚れのように汚れるであろう。
27 すべてこれらの物に触れる人は汚れる。その衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
28 しかし、その女の流出がやんで、清くなるならば、自分のために、なお七日を数えなければならない。そして後、清くなるであろう。
29 その女は八日目に山ばと二羽、または家ばとのひな二羽を自分のために取り、それを会見の幕屋の入口におる祭司のもとに携えて行かなければならない。
30 祭司はその一つを罪祭とし、他の一つを燔祭としてささげなければならない。こうして祭司はその女のため、その汚れの流出のために主の前に、あがないをするであろう。
31 このようにしてあなたがたは、イスラエルの人々を汚れから離さなければならない。これは彼らのうちにあるわたしの幕屋を彼らが汚し、その汚れのために死ぬことのないためである』」。
32 これは流出ある者、精を漏らして汚れる者、
33 不浄をわずらう女、ならびに男あるいは女の流出ある者、および不浄の女と寝る者に関するおきてである。

詩篇18
0 聖歌隊の指揮者によってうたわせた主のしもべダビデの歌、すなわち主がもろもろのあだの手とサウルの手から救い出された日にダビデはこの歌の言葉を主にむかって述べて言った
1 わが力なる主よ、わたしはあなたを愛します。
2 主はわが岩、わが城、わたしを救う者、わが神、わが寄り頼む岩、わが盾、わが救の角、わが高きやぐらです。
3 わたしはほめまつるべき主に呼ばわって、わたしの敵から救われるのです。
4 死の綱は、わたしを取り巻き、滅びの大水は、わたしを襲いました。
5 陰府の綱は、わたしを囲み、死のわなは、わたしに立ちむかいました。
6 わたしは悩みのうちに主に呼ばわり、わが神に叫び求めました。主はその宮からわたしの声を聞かれ、主にさけぶわたしの叫びがその耳に達しました。
7 そのとき地は揺れ動き、山々の基は震い動きました。主がお怒りになったからです。
8 煙はその鼻から立ちのぼり、火はその口から出て焼きつくし、炭はそれによって燃えあがりました。
9 主は天をたれて下られ、暗やみがその足の下にありました。
10 主はケルブに乗って飛び、風の翼をもってかけり、
11 やみをおおいとして、自分のまわりに置き、水を含んだ暗い濃き雲をその幕屋とされました。
12 そのみ前の輝きから濃き雲を破って、ひょうと燃える炭とが降ってきました。
13 主はまた天に雷をとどろかせ、いと高き者がみ声を出されると、ひょうと燃える炭とが降ってきました。
14 主は矢を放って彼らを散らし、いなずまをひらめかして彼らを打ち敗られました。
15 主よ、そのとき、あなたのとがめと、あなたの鼻のいぶきとによって、海の底はあらわれ、地の基があらわになったのです。
16 主は高い所からみ手を伸べて、わたしを捕え、大水からわたしを引きあげ、
17 わたしの強い敵と、わたしを憎む者とからわたしを助け出されました。彼らはわたしにまさって強かったからです。
18 彼らはわたしの災の日にわたしを襲いました。しかし主はわたしのささえとなられました。
19 主はわたしを広い所につれ出し、わたしを喜ばれるがゆえに、わたしを助けられました。
20 主はわたしの義にしたがってわたしに報い、わたしの手の清きにしたがってわたしに報いかえされました。
21 わたしは主の道を守り、悪意をもって、わが神を離れたことがなかったのです、
22 そのすべてのおきてはわたしの前にあって、わたしはその定めを捨てたことがなかったのです。
23 わたしは主の前に欠けたところがなく、自分を守って罪を犯しませんでした。
24 このゆえに主はわたしの義にしたがい、その目の前にわたしの手の清きにしたがってわたしに報いられました。
25 あなたはいつくしみある者には、いつくしみある者となり、欠けたところのない者には、欠けたところのない者となり、
26 清い者には、清い者となり、ひがんだ者には、ひがんだ者となられます。
27 あなたは苦しんでいる民を救われますが、高ぶる目をひくくされるのです。
28 あなたはわたしのともしびをともし、わが神、主はわたしのやみを照されます。
29 まことに、わたしはあなたによって敵軍を打ち破り、わが神によって城壁をとび越えることができます。
30 この神こそ、その道は完全であり、主の言葉は真実です。主はすべて寄り頼む者の盾です。
31 主のほかに、だれが神でしょうか。われらの神のほかに、だれが岩でしょうか。
32 神はわたしに力を帯びさせ、わたしの道を安全にされました。
33 神はわたしの足をめじかの足のようにされ、わたしを高い所に安全に立たせ、
34 わたしの手を戦いに慣らされたので、わたしの腕は青銅の弓をもひくことができます。
35 あなたはその救の盾をわたしに与え、あなたの右の手はわたしをささえ、あなたの助けはわたしを大いなる者とされました。
36 あなたがわたしの歩む所を広くされたので、わたしの足はすべらなかったのです。
37 わたしは敵を追って、これに追いつき、これを滅ぼしつくすまでは帰らなかったのです。
38 わたしが彼らを突き通したので、彼らは立ちあがることができず、わたしの足もとに倒れました。
39 あなたは戦いのためにわたしに力を帯びさせ、わたしに立ち向かう者らをわたしのもとに、かがませられました。
40 あなたは敵にその後をわたしに向けさせられたので、わたしは自分を憎む者を滅ぼしました。
41 彼らは助けを叫び求めたが、救う者はなく、主にむかって叫んだけれども、彼らに答えられなかったのです。
42 わたしは彼らを風の前のちりのように細かに砕き、ちまたの泥のように打ち捨てました。
43 あなたは民の争いからわたしを救い、わたしをもろもろの国民のかしらとされました。わたしの知らなかった民がわたしに仕えました。
44 彼らはわたしの事を聞くと、ただちにわたしに従い、異邦の人々はきて、わたしにへつらいました。
45 異邦の人々は打ちしおれて、その城から震えながら出てきました。
46 主は生きておられます。わが岩はほむべきかな。わが救の神はあがむべきかな。
47 神はわたしにあだを報いさせ、もろもろの民をわたしのもとに従わせ、
48 わたしの敵からわたしを救い出されました。まことに、あなたはわたしに逆らって起りたつ者の上にわたしをあげ、不法の人からわたしを救い出されました。
49 このゆえに主よ、わたしはもろもろの国民のなかであなたをたたえ、あなたのみ名をほめ歌います。
50 主はその王に大いなる勝利を与え、その油そそがれた者に、ダビデとその子孫とに、とこしえにいつくしみを加えられるでしょう。

箴言29
1 しばしばしかられても、なおかたくなな者は、たちまち打ち敗られて助かることはない。
2 正しい者が権力を得れば民は喜び、悪しき者が治めるとき、民はうめき苦しむ。
3 知恵を愛する人はその父を喜ばせ、遊女に交わる者はその資産を浪費する。
4 王は公儀をもって国を堅くする、しかし、重税を取り立てる者はこれを滅ぼす。
5 その隣り人にへつらう者は、彼の足の前に網を張る。
6 悪人は自分の罪のわなに陥る、しかし正しい人は喜び楽しむ。
7 正しい人は貧しい者の訴えをかえりみる、悪しき人はそれを知ろうとはしない。
8 あざける人は町を乱し、知恵ある者は怒りを静める。
9 知恵ある人が愚かな人と争うと、愚かな者はただ怒り、あるいは笑って、休むことがない。
10 血に飢えている人は罪のない者を憎む、悪しき者は彼の命を求める。
11 愚かな者は怒りをことごとく表わし、知恵ある者は静かにこれをおさえる。
12 もし治める者が偽りの言葉に聞くならば、その役人らはみな悪くなる。
13 貧しい者と、しえたげる者とは共に世におる、主は彼ら両者の目に光を与えられる。
14 もし王が貧しい者を公平にさばくならば、その位はいつまでも堅く立つ。
15 むちと戒めとは知恵を与える、わがままにさせた子はその母に恥をもたらす。
16 悪しき者が権力を得ると罪も増す、正しい者は彼らの倒れるのを見る。
17 あなたの子を懲らしめよ、そうすれば彼はあなたを安らかにし、またあなたの心に喜びを与える。
18 預言がなければ民はわがままにふるまう、しかし律法を守る者はさいわいである。
19 しもべは言葉だけで訓練することはできない、彼は聞いて知っても、心にとめないからである。
20 言葉の軽率な人を見るか、彼よりもかえって愚かな者のほうに望みがある。
21 しもべをその幼い時からわがままに育てる人は、ついにはそれを自分のあとつぎにする。
22 怒る人は争いを起し、憤る人は多くの罪を犯す。
23 人の高ぶりはその人を低くし、心にへりくだる者は誉を得る。
24 盗びとにくみする者は自分の魂を憎む、彼はのろいを聞いても何事をも口外しない。
25 人を恐れると、わなに陥る、主に信頼する者は安らかである。
26 治める者の歓心を得ようとする人は多い、しかし人の事を定めるのは主による。
27 正しい人は不正を行う人を憎み、悪しき者は正しく歩む人を憎む。

テサロニケ人への手紙記第二3
1 最後に、兄弟たちよ。わたしたちのために祈ってほしい。どうか主の言葉が、あなたがたの所と同じように、ここでも早く広まり、また、あがめられるように。
2 また、どうか、わたしたちが不都合な悪人から救われるように。事実、すべての人が信仰を持っているわけではない。
3 しかし、主は真実なかたであるから、あなたがたを強め、悪しき者から守って下さるであろう。
4 わたしたちが命じる事を、あなたがたは現に実行しており、また、実行するであろうと、わたしたちは、主にあって確信している。
5 どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせて下さるように。
6 兄弟たちよ。主イエス・キリストの名によってあなたがたに命じる。怠惰な生活をして、わたしたちから受けた言伝えに従わないすべての兄弟たちから、遠ざかりなさい。
7 わたしたちに、どうならうべきであるかは、あなたがた自身が知っているはずである。あなたがたの所にいた時には、わたしたちは怠惰な生活をしなかったし、
8 人からパンをもらって食べることもしなかった。それどころか、あなたがたのだれにも負担をかけまいと、日夜、労苦し努力して働き続けた。
9 それは、わたしたちにその権利がないからではなく、ただわたしたちにあなたがたが見習うように、身をもって模範を示したのである。
10 また、あなたがたの所にいた時に、「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と命じておいた。
11 ところが、聞くところによると、あなたがたのうちのある者は怠惰な生活を送り、働かないで、ただいたずらに動きまわっているとのことである。
12 こうした人々に対しては、静かに働いて自分で得たパンを食べるように、主イエス・キリストによって命じまた勧める。
13 兄弟たちよ。あなたがたは、たゆまずに良い働きをしなさい。
14 もしこの手紙にしるしたわたしたちの言葉に聞き従わない人があれば、そのような人には注意をして、交際しないがよい。彼が自ら恥じるようになるためである。
15 しかし、彼を敵のように思わないで、兄弟として訓戒しなさい。
16 どうか、平和の主ご自身が、いついかなる場合にも、あなたがたに平和を与えて下さるように。主があなたがた一同と共におられるように。
17 ここでパウロ自身が、手ずからあいさつを書く。これは、わたしのどの手紙にも書く印である。わたしは、このように書く。
18 どうか、わたしたちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがた一同と共にあるように。

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