2015年4月23日木曜日

4/23 レビ記27、詩篇34、伝道者の書10、テトスへの手紙2

レビ記27 
1 主はモーセに言われた、
2 「イスラエルの人々に言いなさい、『人があなたの値積りに従って主に身をささげる誓願をする時は、
3 あなたの値積りは、二十歳から六十歳までの男には、その値積りを聖所のシケルに従って銀五十シケルとし、
4 女には、その値積りは三十シケルとしなければならない。
5 また五歳から二十歳までは、男にはその値積りを二十シケルとし、女には十シケルとしなければならない。
6 一か月から五歳までは、男にはその値積りを銀五シケルとし、女にはその値積りを銀三シケルとしなければならない。
7 また六十歳以上は、男にはその値積りを十五シケルとし、女には十シケルとしなければならない。
8 もしその人が貧しくて、あなたの値積りに応じることができないならば、祭司の前に立ち、祭司の値積りを受けなければならない。祭司はその誓願者の力に従って値積らなければならない。
9 主に供え物とすることができる家畜で、人が主にささげるものはすべて聖なる物となる。
10 ほかのものをそれに代用してはならない。良い物を悪い物に、悪い物を良い物に取り換えてはならない。もし家畜と家畜とを取り換えるならば、その物も、それと取り換えた物も共に聖なる物となるであろう。
11 もしそれが汚れた家畜で、主に供え物としてささげられないものであるならば、その人はその家畜を祭司の前に引いてこなければならない。
12 祭司はその良い悪いに従って、それを値積らなければならない。それは祭司が値積るとおりになるであろう。
13 もしその人が、それをあがなおうとするならば、その値積りにその五分の一を加えなければならない。
14 もし人が自分の家を主に聖なる物としてささげるときは、祭司はその良い悪いに従って、それを値積らなければならない。それは祭司が値積ったとおりになるであろう。
15 もしその家をささげる人が、それをあがなおうとするならば、その値積りの金に、その五分の一を加えなければならない。そうすれば、それは彼のものとなるであろう。
16 もし人が相続した畑の一部を主にささげるときは、あなたはそこにまく種の多少に応じて、値積らなければならない。すなわち、大麦一ホメルの種を銀五十シケルに値積らなければならない。
17 もしその畑をヨベルの年からささげるのであれば、その価はあなたの値積りのとおりになるであろう。
18 もしその畑をヨベルの年の後にささげるのであれば、祭司はヨベルの年までに残っている年の数に従ってその金を数え、それをあなたの値積りからさし引かなければならない。
19 もしまた、その畑をささげる人が、それをあがなおうとするならば、あなたの値積りの金にその五分の一を加えなければならない。そうすれば、それは彼のものと決まるであろう。
20 しかし、もしその畑をあがなわず、またそれを他の人に売るならば、それはもはやあがなうことができないであろう。
21 その畑は、ヨベルの年になって期限が切れるならば、奉納の畑と同じく、主の聖なる物となり、祭司の所有となるであろう。
22 もしまた相続した畑の一部でなく、買った畑を主にささげる時は、
23 祭司は値積りしてヨベルの年までの金を数えなければならない。その人はその値積りの金をその日に主にささげて、聖なる物としなければならない。
24 ヨベルの年にその畑は売り主であるその地の相続者に返るであろう。
25 すべてあなたの値積りは聖所のシケルによってしなければならない。二十ゲラを一シケルとする。
26 しかし、家畜のういごは、ういごとしてすでに主のものだから、だれもこれをささげてはならない。牛でも羊でも、それは主のものである。
27 もし汚れた家畜であるならば、あなたの値積りにその五分の一を加えて、その人はこれをあがなわなければならない。もしあがなわないならば、それを値積りに従って売らなければならない。
28 ただし、人が自分の持っているもののうちから奉納物として主にささげたものは、人であっても、家畜であっても、また相続の畑であっても、いっさいこれを売ってはならない。またあがなってはならない。奉納物はすべて主に属するいと聖なる物である。
29 またすべて人のうちから奉納物としてささげられた人は、あがなってはならない。彼は必ず殺されなければならない。
30 地の十分の一は地の産物であれ、木の実であれ、すべて主のものであって、主に聖なる物である。
31 もし人がその十分の一をあがなおうとする時は、それにその五分の一を加えなければならない。
32 牛または羊の十分の一については、すべて牧者のつえの下を十番目に通るものは、主に聖なる物である。
33 その良い悪いを問うてはならない。またそれを取り換えてはならない。もし取り換えたならば、それと、その取り換えたものとは、共に聖なる物となるであろう。それをあがなうことはできない』」。
34 これらは主が、シナイ山で、イスラエルの人々のために、モーセに命じられた戒めである。

詩篇34 
0 ダビデがアビメレクの前で狂ったさまをよそおい、追われて出ていったときの歌
1 わたしは常に主をほめまつる。そのさんびはわたしの口に絶えない。
2 わが魂は主によって誇る。苦しむ者はこれを聞いて喜ぶであろう。
3 わたしと共に主をあがめよ、われらは共にみ名をほめたたえよう。
4 わたしが主に求めたとき、主はわたしに答え、すべての恐れからわたしを助け出された。
5 主を仰ぎ見て、光を得よ、そうすれば、あなたがたは、恥じて顔を赤くすることはない。
6 この苦しむ者が呼ばわったとき、主は聞いて、すべての悩みから救い出された。
7 主の使は主を恐れる者のまわりに陣をしいて彼らを助けられる。
8 主の恵みふかきことを味わい知れ、主に寄り頼む人はさいわいである。
9 主の聖徒よ、主を恐れよ、主を恐れる者には乏しいことがないからである。
10 若きししは乏しくなって飢えることがある。しかし主を求める者は良き物に欠けることはない。
11 子らよ、来てわたしに聞け、わたしは主を恐るべきことをあなたがたに教えよう。
12 さいわいを見ようとして、いのちを慕い、ながらえることを好む人はだれか。
13 あなたの舌をおさえて悪を言わせず、あなたのくちびるをおさえて偽りを言わすな。
14 悪を離れて善をおこない、やわらぎを求めて、これを努めよ。
15 主の目は正しい人をかえりみ、その耳は彼らの叫びに傾く。
16 主のみ顔は悪を行う者にむかい、その記憶を地から断ち滅ぼされる。
17 正しい者が助けを叫び求めるとき、主は聞いて、彼らをそのすべての悩みから助け出される。
18 主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる。
19 正しい者には災が多い。しかし、主はすべてその中から彼を助け出される。
20 主は彼の骨をことごとく守られる。その一つだに折られることはない。
21 悪は悪しき者を殺す。正しい者を憎む者は罪に定められる。
22 主はそのしもべらの命をあがなわれる。主に寄り頼む者はひとりだに罪に定められることはない。

伝道者の書10
1 死んだはえは、香料を造る者のあぶらを臭くし、少しの愚痴は知恵と誉よりも重い。
2 知者の心は彼を右に向けさせ、愚者の心は左に向けさせる。
3 愚者は道を行く時、思慮が足りない、自分の愚かなことをすべての人に告げる。
4 つかさたる者があなたに向かって立腹しても、あなたの所を離れてはならない。温順は大いなるとがを和らげるからである。
5 わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。それはつかさたる者から出るあやまちに似ている。
6 すなわち愚かなる者が高い地位に置かれ、富める者が卑しい所に座している。
7 わたしはしもべたる者が馬に乗り、君たる者が奴隷のように徒歩であるくのを見た。
8 穴を掘る者はみずからこれに陥り、石がきをこわす者は、へびにかまれる。
9 石を切り出す者はそれがために傷をうけ、木を割る者はそれがために危険にさらされる。
10 鉄が鈍くなったとき、人がその刃をみがかなければ、力を多くこれに用いねばならない。しかし、知恵は人を助けてなし遂げさせる。
11 へびがもし呪文をかけられる前に、かみつけば、へび使は益がない。
12 知者の口の言葉は恵みがある、しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。
13 愚者の口の言葉の初めは愚痴である、またその言葉の終りは悪い狂気である。
14 愚者は言葉を多くする、しかし人はだれも後に起ることを知らない。だれがその身の後に起る事を告げることができようか。
15 愚者の労苦はその身を疲れさせる、彼は町にはいる道をさえ知らない。
16 あなたの王はわらべであって、その君たちが朝から、ごちそうを食べる国よ、あなたはわざわいだ。
17 あなたの王は自主の子であって、その君たちが酔うためでなく、力を得るために、適当な時にごちそうを食べる国よ、あなたはさいわいだ。
18 怠惰によって屋根は落ち、無精によって家は漏る。
19 食事は笑いのためになされ、酒は命を楽しませる。金銭はすべての事に応じる。
20 あなたは心のうちでも王をのろってはならない、また寝室でも富める者をのろってはならない。空の鳥はあなたの声を伝え、翼のあるものは事を告げるからである。

テトスへの手紙2
1 しかし、あなたは、健全な教にかなうことを語りなさい。
2 老人たちには自らを制し、謹厳で、慎み深くし、また、信仰と愛と忍耐とにおいて健全であるように勧め、
3 年老いた女たちにも、同じように、たち居ふるまいをうやうやしくし、人をそしったり大酒の奴隷になったりせず、良いことを教える者となるように、勧めなさい。
4 そうすれば、彼女たちは、若い女たちに、夫を愛し、子供を愛し、
5 慎み深く、純潔で、家事に努め、善良で、自分の夫に従順であるように教えることになり、したがって、神の言がそしりを受けないようになるであろう。
6 若い男にも、同じく、万事につけ慎み深くあるように、勧めなさい。
7 あなた自身を良いわざの模範として示し、人を教える場合には、清廉と謹厳とをもってし、
8 非難のない健全な言葉を用いなさい。そうすれば、反対者も、わたしたちについてなんの悪口も言えなくなり、自ら恥じいるであろう。
9 奴隷には、万事につけその主人に服従して、喜ばれるようになり、反抗をせず、
10 盗みをせず、どこまでも心をこめた真実を示すようにと、勧めなさい。そうすれば、彼らは万事につけ、わたしたちの救主なる神の教を飾ることになろう。
11 すべての人を救う神の恵みが現れた。
12 そして、わたしたちを導き、不信心とこの世の情欲とを捨てて、慎み深く、正しく、信心深くこの世で生活し、
13 祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神、わたしたちの救主キリスト・イエスの栄光の出現を待ち望むようにと、教えている。
14 このキリストが、わたしたちのためにご自身をささげられたのは、わたしたちをすべての不法からあがない出して、良いわざに熱心な選びの民を、ご自身のものとして聖別するためにほかならない。
15 あなたは、権威をもってこれらのことを語り、勧め、また責めなさい。だれにも軽んじられてはならない。

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