2015年4月4日土曜日

4/4 レビ記7、詩篇7~8、箴言22、テサロニケ人への手紙第一1

レビ記7
1 愆祭のおきては次のとおりである。それはいと聖なる物である。
2 愆祭は燔祭をほふる場所でほふらなければならない。そして祭司はその血を祭壇の周囲に注ぎかけ、
3 そのすべての脂肪をささげなければならない。すなわち脂尾、内臓をおおう脂肪、
4 二つの腎臓とその上の腰のあたりにある脂肪、腎臓と共に取られる肝臓の上の小葉である。
5 祭司はこれを祭壇の上で焼いて、主に火祭としなければならない。これは愆祭である。
6 祭司たちのうちのすべての男子は、これを食べることができる。これは聖なる所で食べなければならない。これはいと聖なる物である。
7 罪祭も愆祭も、そのおきては一つであって、異なるところはない。これは、あがないをなす祭司に帰する。
8 人が携えてくる燔祭をささげる祭司、その祭司に、そのささげる燔祭のものの皮は帰する。
9 すべて天火で焼いた素祭、またすべて深鍋または平鍋で作ったものは、これをささげる祭司に帰する。
10 すべて素祭は、油を混ぜたものも、かわいたものも、アロンのすべての子たちにひとしく帰する。
11 主にささぐべき酬恩祭の犠牲のおきては次のとおりである。
12 もしこれを感謝のためにささげるのであれば、油を混ぜた種入れぬ菓子と、油を塗った種入れぬ煎餅と、よく混ぜた麦粉に油を混ぜて作った菓子とを、感謝の犠牲に合わせてささげなければならない。
13 また種を入れたパンの菓子をその感謝のための酬恩祭の犠牲に合わせ、供え物としてささげなければならない。
14 すなわちこのすべての供え物のうちから、菓子一つずつを取って主にささげなければならない。これは酬恩祭の血を注ぎかける祭司に帰する。
15 その感謝のための酬恩祭の犠牲の肉は、その供え物をささげた日のうちに食べなければならない。少しでも明くる朝まで残して置いてはならない。
16 しかし、その供え物の犠牲がもし誓願の供え物、または自発の供え物であるならば、その犠牲をささげた日のうちにそれを食べ、その残りはまた明くる日に食べることができる。
17 ただし、その犠牲の肉の残りは三日目には火で焼き捨てなければならない。
18 もしその酬恩祭の犠牲の肉を三日目に少しでも食べるならば、それは受け入れられず、また供え物と見なされず、かえって忌むべき物となるであろう。そしてそれを食べる者はとがを負わなければならない。
19 その肉がもし汚れた物に触れるならば、それを食べることなく、火で焼き捨てなければならない。犠牲の肉はすべて清い者がこれを食べることができる。
20 もし人がその身に汚れがあるのに、主にささげた酬恩祭の犠牲の肉を食べるならば、その人は民のうちから断たれるであろう。
21 また人がもしすべて汚れたもの、すなわち人の汚れ、あるいは汚れた獣、あるいは汚れた這うものに触れながら、主にささげた酬恩祭の犠牲の肉を食べるならば、その人は民のうちから断たれるであろう』」。
22 主はまたモーセに言われた、
23 「イスラエルの人々に言いなさい、『あなたがたは、すべて牛、羊、やぎの脂肪を食べてはならない。
24 自然に死んだ獣の脂肪および裂き殺された獣の脂肪は、さまざまのことに使ってもよい。しかし、それは決して食べてはならない。
25 だれでも火祭として主にささげる獣の脂肪を食べるならば、これを食べる人は民のうちから断たれるであろう。
26 またあなたがたはすべてその住む所で、鳥にせよ、獣にせよ、すべてその血を食べてはならない。
27 だれでもすべて血を食べるならば、その人は民のうちから断たれるであろう』」。
28 主はまたモーセに言われた、
29 「イスラエルの人々に言いなさい、『酬恩祭の犠牲を主にささげる者は、その酬恩祭の犠牲のうちから、その供え物を主に携えてこなければならない。
30 主の火祭は手ずからこれを携えてこなければならない。すなわちその脂肪と胸とを携えてきて、その胸を主の前に揺り動かして、揺祭としなければならない。
31 そして祭司はその脂肪を祭壇の上で焼かなければならない。その胸はアロンとその子たちに帰する。
32 あなたがたの酬恩祭の犠牲のうちから、その右のももを挙祭として、祭司に与えなければならない。
33 アロンの子たちのうち、酬恩祭の血と脂肪とをささげる者は、その右のももを自分の分として、獲るであろう。
34 わたしはイスラエルの人々の酬恩祭の犠牲のうちから、その揺祭の胸と挙祭のももを取って、祭司アロンとその子たちに与え、これをイスラエルの人々から永久に彼らの受くべき分とする。
35 これは主の火祭のうちから、アロンの受ける分と、その子たちの受ける分とであって、祭司の職をなすため、彼らが主にささげられた日に定められたのである。
36 すなわち、これは彼らに油を注ぐ日に、イスラエルの人々が彼らに与えるように、主が命じられたものであって、代々永久に受くべき分である』」。
37 これは燔祭、素祭、罪祭、愆祭、任職祭、酬恩祭の犠牲のおきてである。
38 すなわち、主がシナイの荒野においてイスラエルの人々にその供え物を主にささげることを命じられた日に、シナイ山でモーセに命じられたものである。

詩篇7
0 ベニヤミンびとクシのことについてダビデが主にむかってうたったシガヨンの歌
1 わが神、主よ、わたしはあなたに寄り頼みます。どうかすべての追い迫る者からわたしを救い、わたしをお助けください。
2 さもないと彼らは、ししのように、わたしをかき裂き、助ける者の来ないうちに、引いて行くでしょう。
3 わが神、主よ、もしわたしがこの事を行ったならば、もしわたしの手によこしまな事があるならば、
4 もしわたしの友に悪をもって報いたことがあり、ゆえなく、敵のものを略奪したことがあるならば、
5 敵にわたしを追い捕えさせ、わたしの命を地に踏みにじらせ、わたしの魂をちりにゆだねさせてください。〔セラ
6 主よ、怒りをもって立ち、わたしの敵の憤りにむかって立ちあがり、わたしのために目をさましてください。あなたはさばきを命じられました。
7 もろもろの民をあなたのまわりにつどわせ、その上なる高みくらにおすわりください。
8 主はもろもろの民をさばかれます。主よ、わたしの義と、わたしにある誠実とに従って、わたしをさばいてください。
9 どうか悪しき者の悪を断ち、正しき者を堅く立たせてください。義なる神よ、あなたは人の心と思いとを調べられます。
10 わたしを守る盾は神である。神は心の直き者を救われる。
11 神は義なるさばきびと、日ごとに憤りを起される神である。
12 もし人が悔い改めないならば、神はそのつるぎをとぎ、その弓を張って構え、
13 また死に至らせる武器を備え、その矢を火矢とされる。
14 見よ、悪しき者は邪悪をはらみ、害毒をやどし、偽りを生む。
15 彼は穴を掘って、それを深くし、みずから作った穴に陥る。
16 その害毒は自分のかしらに帰り、その強暴は自分のこうべに下る。
17 わたしは主にむかって、その義にふさわしい感謝をささげ、いと高き者なる主の名をほめ歌うであろう。

詩篇8
0 聖歌隊の指揮者によってギテトにあわせてうたわせたダビデの歌
1 主、われらの主よ、あなたの名は地にあまねく、いかに尊いことでしょう。あなたの栄光は天の上にあり、
2 みどりごと、ちのみごとの口によって、ほめたたえられています。あなたは敵と恨みを晴らす者とを静めるため、あだに備えて、とりでを設けられました。
3 わたしは、あなたの指のわざなる天を見、あなたが設けられた月と星とを見て思います。
4 人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。
5 ただ少しく人を神よりも低く造って、栄えと誉とをこうむらせ、
6 これにみ手のわざを治めさせ、よろずの物をその足の下におかれました。
7 すべての羊と牛、また野の獣、
8 空の鳥と海の魚、海路を通うものまでも。
9 主、われらの主よ、あなたの名は地にあまねく、いかに尊いことでしょう。

箴言22
22:1 令名は大いなる富にまさり、恩恵は銀や金よりも良い。
22:2 富める者と貧しい者とは共に世におる、すべてこれを造られたのは主である。
22:3 賢い者は災を見て自ら避け、思慮のない者は進んでいって、罰をうける。
22:4 謙遜と主を恐れることとの報いは、富と誉と命とである。
22:5 よこしまな者の道にはいばらとわながあり、たましいを守る者は遠くこれを離れる。
22:6 子をその行くべき道に従って教えよ、そうすれば年老いても、それを離れることがない。
22:7 富める者は貧しき者を治め、借りる者は貸す人の奴隷となる。
22:8 悪をまく者は災を刈り、その怒りのつえはすたれる。
22:9 人を見て恵む者はめぐまれる、自分のパンを貧しい人に与えるからである。
22:10 あざける者を追放すれば争いもまた去り、かつ、いさかいも、はずかしめもなくなる。
22:11 心の潔白を愛する者、その言葉の上品な者は、王がその友となる。
22:12 主の目は知識ある者を守る、しかし主は不信実な者の言葉を敗られる。
22:13 なまけ者は言う、「ししがそとにいる、わたしは、ちまたで殺される」と。
22:14 遊女の口は深い落し穴である、主に憎まれる者はその中に陥る。
22:15 愚かなことが子供の心の中につながれている、懲らしめのむちは、これを遠く追いだす。
22:16 貧しい者をしえたげて自分の富を増そうとする者と、富める者に与える者とは、ついに必ず貧しくなる。
22:17 あなたの耳を傾けて知恵ある者の言葉を聞き、かつ、わたしの知識にあなたの心を用いよ。
22:18 これをあなたのうちに保ち、ことごとく、あなたのくちびるに備えておくなら、楽しいことである。
22:19 あなたが主に、寄り頼むことのできるように、わたしはきょう、これをあなたにも教える。
22:20 わたしは、勧めと知識との三十の言葉をあなたのためにしるしたではないか。
22:21 それは正しいこと、真実なことをあなたに示し、あなたをつかわした者に真実の答をさせるためであった。
22:22 貧しい者を、貧しいゆえに、かすめてはならない、悩む者を、町の門でおさえつけてはならない。
22:23 それは主が彼らの訴えをただし、かつ彼らをそこなう者の命を、そこなわれるからである。
22:24 怒る者と交わるな、憤る人と共に行くな。
22:25 それはあなたがその道にならって、みずから、わなに陥ることのないためである。
22:26 あなたは人と手を打つ者となってはならない、人の負債の保証をしてはならない。
22:27 あなたが償うものがないとき、あなたの寝ている寝床までも、人が奪い取ってよかろうか。
22:28 あなたの先祖が立てた古い地境を移してはならない。
22:29 あなたはそのわざに巧みな人を見るか、そのような人は王の前に立つが、卑しい人々の前には立たない。

テサロニケ人への手紙第一1
1 令名は大いなる富にまさり、恩恵は銀や金よりも良い。
2 富める者と貧しい者とは共に世におる、すべてこれを造られたのは主である。
3 賢い者は災を見て自ら避け、思慮のない者は進んでいって、罰をうける。
4 謙遜と主を恐れることとの報いは、富と誉と命とである。
5 よこしまな者の道にはいばらとわながあり、たましいを守る者は遠くこれを離れる。
6 子をその行くべき道に従って教えよ、そうすれば年老いても、それを離れることがない。
7 富める者は貧しき者を治め、借りる者は貸す人の奴隷となる。
8 悪をまく者は災を刈り、その怒りのつえはすたれる。
9 人を見て恵む者はめぐまれる、自分のパンを貧しい人に与えるからである。
10 あざける者を追放すれば争いもまた去り、かつ、いさかいも、はずかしめもなくなる。
11 心の潔白を愛する者、その言葉の上品な者は、王がその友となる。
12 主の目は知識ある者を守る、しかし主は不信実な者の言葉を敗られる。
13 なまけ者は言う、「ししがそとにいる、わたしは、ちまたで殺される」と。
14 遊女の口は深い落し穴である、主に憎まれる者はその中に陥る。
15 愚かなことが子供の心の中につながれている、懲らしめのむちは、これを遠く追いだす。
16 貧しい者をしえたげて自分の富を増そうとする者と、富める者に与える者とは、ついに必ず貧しくなる。
17 あなたの耳を傾けて知恵ある者の言葉を聞き、かつ、わたしの知識にあなたの心を用いよ。
18 これをあなたのうちに保ち、ことごとく、あなたのくちびるに備えておくなら、楽しいことである。
19 あなたが主に、寄り頼むことのできるように、わたしはきょう、これをあなたにも教える。
20 わたしは、勧めと知識との三十の言葉をあなたのためにしるしたではないか。
21 それは正しいこと、真実なことをあなたに示し、あなたをつかわした者に真実の答をさせるためであった。
22 貧しい者を、貧しいゆえに、かすめてはならない、悩む者を、町の門でおさえつけてはならない。
23 それは主が彼らの訴えをただし、かつ彼らをそこなう者の命を、そこなわれるからである。
24 怒る者と交わるな、憤る人と共に行くな。
25 それはあなたがその道にならって、みずから、わなに陥ることのないためである。
26 あなたは人と手を打つ者となってはならない、人の負債の保証をしてはならない。
27 あなたが償うものがないとき、あなたの寝ている寝床までも、人が奪い取ってよかろうか。
28 あなたの先祖が立てた古い地境を移してはならない。
29 あなたはそのわざに巧みな人を見るか、そのような人は王の前に立つが、卑しい人々の前には立たない。
1 パウロとシルワノとテモテから、父なる神と主イエス・キリストとにあるテサロニケ人たちの教会へ。恵みと平安とが、あなたがたにあるように。
2 わたしたちは祈の時にあなたがたを覚え、あなたがた一同のことを、いつも神に感謝し、
3 あなたがたの信仰の働きと、愛の労苦と、わたしたちの主イエス・キリストに対する望みの忍耐とを、わたしたちの父なる神のみまえに、絶えず思い起している。
4 神に愛されている兄弟たちよ。わたしたちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っている。
5 なぜなら、わたしたちの福音があなたがたに伝えられたとき、それは言葉だけによらず、力と聖霊と強い確信とによったからである。わたしたちが、あなたがたの間で、みんなのためにどんなことをしたか、あなたがたの知っているとおりである。
6 そしてあなたがたは、多くの患難の中で、聖霊による喜びをもって御言を受けいれ、わたしたちと主とにならう者となり、
7 こうして、マケドニヤとアカヤとにいる信者全体の模範になった。
8 すなわち、主の言葉はあなたがたから出て、ただマケドニヤとアカヤとに響きわたっているばかりではなく、至るところで、神に対するあなたがたの信仰のことが言いひろめられたので、これについては何も述べる必要はないほどである。
9 わたしたちが、どんなにしてあなたがたの所にはいって行ったか、また、あなたがたが、どんなにして偶像を捨てて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになり、
10 そして、死人の中からよみがえった神の御子、すなわち、わたしたちをきたるべき怒りから救い出して下さるイエスが、天から下ってこられるのを待つようになったかを、彼ら自身が言いひろめているのである。


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