2015年4月2日木曜日

4/2 レビ記5、詩篇3~4、箴言20、コロサイ人への手紙3

レビ記5
1 もし人が証人に立ち、誓いの声を聞きながら、その見たこと、知っていることを言わないで、罪を犯すならば、彼はそのとがを負わなければならない。
2 また、もし人が汚れた野獣の死体、汚れた家畜の死体、汚れた這うものの死体など、すべて汚れたものに触れるならば、そのことに気づかなくても、彼は汚れたものとなって、とがを得る。
3 また、もし彼が人の汚れに触れるならば、その人の汚れが、どのような汚れであれ、それに気づかなくても、彼がこれを知るようになった時は、とがを得る。
4 また、もし人がみだりにくちびるで誓い、悪をなそう、または善をなそうと言うならば、その人が誓ってみだりに言ったことは、それがどんなことであれ、それに気づかなくても、彼がこれを知るようになった時は、これらの一つについて、とがを得る。
5 もしこれらの一つについて、とがを得たときは、その罪を犯したことを告白し、
6 その犯した罪のために償いとして、雌の家畜、すなわち雌の小羊または雌やぎを主のもとに連れてきて、罪祭としなければならない。こうして祭司は彼のために罪のあがないをするであろう。
7 もし小羊に手のとどかない時は、山ばと二羽か、家ばとのひな二羽かを、彼が犯した罪のために償いとして主に携えてきて、一羽を罪祭に、一羽を燔祭にしなければならない。
8 すなわち、これらを祭司に携えてきて、祭司はその罪祭のものを先にささげなければならない。すなわち、その頭を首の根のところで、摘み破らなければならない。ただし、切り離してはならない。
9 そしてその罪祭の血を祭壇の側面に注ぎ、残りの血は祭壇のもとに絞り出さなければならない。これは罪祭である。
10 また第二のものは、定めにしたがって燔祭としなければならない。こうして、祭司が彼のためにその犯した罪のあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。
11 もし二羽の山ばとにも、二羽の家ばとのひなにも、手の届かないときは、彼の犯した罪のために、供え物として麦粉十分の一エパを携えてきて、これを罪祭としなければならない。ただし、その上に油をかけてはならない。またその上に乳香を添えてはならない。これは罪祭だからである。
12 彼はこれを祭司のもとに携えて行き、祭司は一握りを取って、記念の分とし、これを主にささげる火祭のように、祭壇の上で焼かなければならない。これは罪祭である。
13 こうして、祭司が彼のため、すなわち、彼がこれらの一つを犯した罪のために、あがないをするならば、彼はゆるされるであろう。そしてその残りは素祭と同じく、祭司に帰するであろう』」。
14 主はまたモーセに言われた、
15 「もし人が不正をなし、あやまって主の聖なる物について罪を犯したときは、その償いとして、あなたの値積りにしたがい、聖所のシケルで、銀数シケルに当る雄羊の全きものを、群れのうちから取り、それを主に携えてきて、愆祭としなければならない。
16 そしてその聖なる物について犯した罪のために償いをし、またその五分の一をこれに加えて、祭司に渡さなければならない。こうして祭司がその愆祭の雄羊をもって、彼のためにあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。
17 また人がもし罪を犯し、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをしたときは、たといそれを知らなくても、彼は罪を得、そのとがを負わなければならない。
18 彼はあなたの値積りにしたがって、雄羊の全きものを群れのうちから取り、愆祭としてこれを祭司のもとに携えてこなければならない。こうして、祭司が彼のために、すなわち彼が知らないで、しかもあやまって犯した過失のために、あがないをするならば、彼はゆるされるであろう。
19 これは愆祭である。彼は確かに主の前にとがを得たからである」。

詩篇3
0 ダビデがその子アブサロムを避けてのがれたときの歌
1 主よ、わたしに敵する者のいかに多いことでしょう。わたしに逆らって立つ者が多く、
2 「彼には神の助けがない」と、わたしについて言う者が多いのです。〔セラ
3 しかし主よ、あなたはわたしを囲む盾、わが栄え、わたしの頭を、もたげてくださるかたです。
4 わたしが声をあげて主を呼ばわると、主は聖なる山からわたしに答えられる。〔セラ
5 わたしはふして眠り、また目をさます。主がわたしをささえられるからだ。
6 わたしを囲んで立ち構えるちよろずの民をもわたしは恐れない。
7 主よ、お立ちください。わが神よ、わたしをお救いください。あなたはわたしのすべての敵のほおを打ち、悪しき者の歯を折られるのです。
8 救は主のものです。どうかあなたの祝福があなたの民の上にありますように。〔セラ
0 聖歌隊の指揮者によって琴にあわせてうたわせたダビデの歌

詩篇4
1 わたしの義を助け守られる神よ、わたしが呼ばわる時、お答えください。あなたはわたしが悩んでいた時、わたしをくつろがせてくださいました。わたしをあわれみ、わたしの祈をお聞きください。
2 人の子らよ、いつまでわたしの誉をはずかしめるのか。いつまでむなしい言葉を愛し、偽りを慕い求めるのか。〔セラ
3 しかしあなたがたは知るがよい、主は神を敬う人をご自分のために聖別されたことを。主はわたしが呼ばわる時におききくださる。
4 あなたがたは怒っても、罪を犯してはならない。床の上で静かに自分の心に語りなさい。〔セラ
5 義のいけにえをささげて主に寄り頼みなさい。
6 多くの人は言う、「どうか、わたしたちに良い事が見られるように。主よ、どうか、み顔の光をわたしたちの上に照されるように」と。
7 あなたがわたしの心にお与えになった喜びは、穀物と、ぶどう酒の豊かな時の喜びにまさるものでした。
8 わたしは安らかに伏し、また眠ります。主よ、わたしを安らかにおらせてくださるのは、ただあなただけです。

箴言20
1 酒は人をあざける者とし、濃い酒は人をあばれ者とする、これに迷わされる者は無知である。
2 王の怒りは、ししがほえるようだ、彼を怒らせる者は自分の命をそこなう。
3 争いに関係しないことは人の誉である、すべて愚かな者は怒り争う。
4 なまけ者は寒いときに耕さない、それゆえ刈入れのときになって、求めても何もない。
5 人の心にある計りごとは深い井戸の水のようだ、しかし、さとき人はこれをくみ出す。
6 自分は真実だという人が多い、しかし、だれが忠信な人に会うであろうか。
7 欠けた所なく、正しく歩む人——その後の子孫はさいわいである。
8 さばきの座にすわる王はその目をもって、すべての悪をふるいわける。
9 だれが「わたしは自分の心を清めた、わたしの罪は清められた」ということができようか。
10 互に違った二種のはかり、二種のますは、ひとしく主に憎まれる。
11 幼な子でさえも、その行いによって自らを示し、そのすることの清いか正しいかを現す。
12 聞く耳と、見る目とは、ともに主が造られたものである。
13 眠りを愛してはならない、そうすれば貧しくなる、目を開け、そうすればパンに飽くことができる。
14 買う者は、「悪い、悪い」という、しかし去って後、彼は自ら誇る。
15 金もあり、価の高い宝石も多くあるが、尊い器は知識のくちびるである。
16 人のために保証する者からは、まずその着物を取れ、他人のために保証する者をば抵当に取れ。
17 欺き取ったパンはおいしい、しかし後にはその口は砂利で満たされる。
18 計りごとは共に議することによって成る、戦おうとするならば、まずよく議しなければならない。
19 歩きまわって人のよしあしをいう者は秘密をもらす、くちびるを開いて歩く者と交わってはならない。
20 自分の父母をののしる者は、そのともしびは暗やみの中に消える。
21 初めに急いで得た資産は、その終りがさいわいでない。
22 「わたしが悪に報いる」と言ってはならない、主を待ち望め、主はあなたを助けられる。
23 互に違った二種のふんどうは主に憎まれる、偽りのはかりは良くない。
24 人の歩みは主によって定められる、人はどうして自らその道を、明らかにすることができようか。
25 軽々しく「これは聖なるささげ物だ」と言い、また誓いを立てて後に考えることは、その人のわなとなる。
26 知恵ある王は、箕をもってあおぎ分けるように悪人を散らし、車をもって脱穀するように、これを罰する。
27 人の魂は主のともしびであり、人の心の奥を探る。
28 いつくしみと、まこととは王を守る、その位もまた正義によって保たれる。
29 若い人の栄えはその力、老人の美しさはそのしらがである。
30 傷つくまでに打てば悪い所は清くなり、むちで打てば心の底までも清まる。

コロサイ人への手紙3
1 このように、あなたがたはキリストと共によみがえらされたのだから、上にあるものを求めなさい。そこではキリストが神の右に座しておられるのである。
2 あなたがたは上にあるものを思うべきであって、地上のものに心を引かれてはならない。
3 あなたがたはすでに死んだものであって、あなたがたのいのちは、キリストと共に神のうちに隠されているのである。
4 わたしたちのいのちなるキリストが現れる時には、あなたがたも、キリストと共に栄光のうちに現れるであろう。
5 だから、地上の肢体、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪欲、また貪欲を殺してしまいなさい。貪欲は偶像礼拝にほかならない。
6 これらのことのために、神の怒りが下るのである。
7 あなたがたも、以前これらのうちに日を過ごしていた時には、これらのことをして歩いていた。
8 しかし今は、これらいっさいのことを捨て、怒り、憤り、悪意、そしり、口から出る恥ずべき言葉を、捨ててしまいなさい。
9 互にうそを言ってはならない。あなたがたは、古き人をその行いと一緒に脱ぎ捨て、
10 造り主のかたちに従って新しくされ、真の知識に至る新しき人を着たのである。
11 そこには、もはやギリシヤ人とユダヤ人、割礼と無割礼、未開の人、スクテヤ人、奴隷、自由人の差別はない。キリストがすべてであり、すべてのもののうちにいますのである。
12 だから、あなたがたは、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者であるから、あわれみの心、慈愛、謙そん、柔和、寛容を身に着けなさい。
13 互に忍びあい、もし互に責むべきことがあれば、ゆるし合いなさい。主もあなたがたをゆるして下さったのだから、そのように、あなたがたもゆるし合いなさい。
14 これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。
15 キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。あなたがたが召されて一体となったのは、このためでもある。いつも感謝していなさい。
16 キリストの言葉を、あなたがたのうちに豊かに宿らせなさい。そして、知恵をつくして互に教えまた訓戒し、詩とさんびと霊の歌とによって、感謝して心から神をほめたたえなさい。
17 そして、あなたのすることはすべて、言葉によるとわざによるとを問わず、いっさい主イエスの名によってなし、彼によって父なる神に感謝しなさい。
18 妻たる者よ、夫に仕えなさい。それが、主にある者にふさわしいことである。
19 夫たる者よ、妻を愛しなさい。つらくあたってはいけない。
20 子たる者よ。何事についても両親に従いなさい。これが主に喜ばれることである。
21 父たる者よ、子供をいらだたせてはいけない。心がいじけるかも知れないから。
22 僕たる者よ、何事についても、肉による主人に従いなさい。人にへつらおうとして、目先だけの勤めをするのではなく、真心をこめて主を恐れつつ、従いなさい。
23 何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい。
24 あなたがたが知っているとおり、あなたがたは御国をつぐことを、報いとして主から受けるであろう。あなたがたは、主キリストに仕えているのである。
25 不正を行う者は、自分の行った不正に対して報いを受けるであろう。それには差別扱いはない。

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