2015年4月8日水曜日

4/8 レビ記11~12、詩篇13~14、箴言26、テサロニケ人への手紙記第一5

レビ記11
1 主はまたモーセとアロンに言われた、
2 「イスラエルの人々に言いなさい、『地にあるすべての獣のうち、あなたがたの食べることができる動物は次のとおりである。
3 獣のうち、すべてひずめの分かれたもの、すなわち、ひずめの全く切れたもの、反芻するものは、これを食べることができる。
4 ただし、反芻するもの、またはひずめの分かれたもののうち、次のものは食べてはならない。すなわち、らくだ、これは、反芻するけれども、ひずめが分かれていないから、あなたがたには汚れたものである。
5 岩たぬき、これは、反芻するけれども、ひずめが分かれていないから、あなたがたには汚れたものである。
6 野うさぎ、これは、反芻するけれども、ひずめが分かれていないから、あなたがたには汚れたものである。
7 豚、これは、ひずめが分かれており、ひずめが全く切れているけれども、反芻することをしないから、あなたがたには汚れたものである。
8 あなたがたは、これらのものの肉を食べてはならない。またその死体に触れてはならない。これらは、あなたがたには汚れたものである。
9 水の中にいるすべてのもののうち、あなたがたの食べることができるものは次のとおりである。すなわち、海でも、川でも、すべて水の中にいるもので、ひれと、うろこのあるものは、これを食べることができる。
10 すべて水に群がるもの、またすべての水の中にいる生き物のうち、すなわち、すべて海、また川にいて、ひれとうろこのないものは、あなたがたに忌むべきものである。
11 これらはあなたがたに忌むべきものであるから、あなたがたはその肉を食べてはならない。またその死体は忌むべきものとしなければならない。
12 すべて水の中にいて、ひれも、うろこもないものは、あなたがたに忌むべきものである。
13 鳥のうち、次のものは、あなたがたに忌むべきものとして、食べてはならない。それらは忌むべきものである。すなわち、はげわし、ひげはげわし、みさご、
14 とび、はやぶさの類、
15 もろもろのからすの類、
16 だちょう、よたか、かもめ、たかの類、
17 ふくろう、う、みみずく、
18 むらさきばん、ペリカン、はげたか、
19 こうのとり、さぎの類、やつがしら、こうもり。
20 また羽があって四つの足で歩くすべての這うものは、あなたがたに忌むべきものである。
21 ただし、羽があって四つの足で歩くすべての這うもののうち、その足のうえに、跳ね足があり、それで地の上をはねるものは食べることができる。
22 すなわち、そのうち次のものは食べることができる。移住いなごの類、遍歴いなごの類、大いなごの類、小いなごの類である。
23 しかし、羽があって四つの足で歩く、そのほかのすべての這うものは、あなたがたに忌むべきものである。
24 あなたがたは次の場合に汚れたものとなる。すなわち、すべてこれらのものの死体に触れる者は夕まで汚れる。
25 すべてこれらのものの死体を運ぶ者は、その衣服を洗わなければならない。彼は夕まで汚れる。
26 すべて、ひずめの分かれた獣で、その切れ目の切れていないもの、また、反芻することをしないものは、あなたがたに汚れたものである。すべて、これに触れる者は汚れる。
27 すべて四つの足で歩く獣のうち、その足の裏のふくらみで歩くものは皆あなたがたに汚れたものである。すべてその死体に触れる者は夕まで汚れる。
28 その死体を運ぶ者は、その衣服を洗わなければならない。彼は夕まで汚れる。これは、あなたがたに汚れたものである。
29 地にはう這うもののうち、次のものはあなたがたに汚れたものである。すなわち、もぐらねずみ、とびねずみ、とげ尾とかげの類、
30 やもり、大とかげ、とかげ、すなとかげ、カメレオン。
31 もろもろの這うもののうち、これらはあなたがたに汚れたものである。すべてそれらのものが死んで、それに触れる者は夕まで汚れる。
32 またそれらのものが死んで、それが落ちかかった物はすべて汚れる。木の器であれ、衣服であれ、皮であれ、袋であれ、およそ仕事に使う器はそれを水に入れなければならない。それは夕まで汚れているが、そののち清くなる。
33 またそれらのものが、土の器の中に落ちたならば、その中にあるものは皆汚れる。あなたがたはその器をこわさなければならない。
34 またすべてその中にある食物で、水分のあるものは汚れる。またすべてそのような器の中にある飲み物も皆汚れる。
35 またそれらのものの死体が落ちかかったならば、その物はすべて汚れる。天火であれ、かまどであれ、それをこわさなければならない。これらは汚れたもので、あなたがたに汚れたものとなる。
36 ただし、泉、あるいは水の集まった水たまりは汚れない。しかし、その死体に触れる者は汚れる。
37 それらのものの死体が、まく種の上に落ちても、それは汚れない。
38 ただし、種の上に水がかかっていて、その上にそれらのものの死体が、落ちるならば、それはあなたがたに汚れたものとなる。
39 あなたがたの食べる獣が死んだ時、その死体に触れる者は夕まで汚れる。
40 その死体を食べる者は、その衣服を洗わなければならない。夕まで汚れる。その死体を運ぶ者も、その衣服を洗わなければならない。夕まで汚れる。
41 すべて地にはう這うものは忌むべきものである。これを食べてはならない。
42 すべて腹ばい行くもの、四つ足で歩くもの、あるいは多くの足をもつもの、すなわち、すべて地にはう這うものは、あなたがたはこれを食べてはならない。それらは忌むべきものだからである。
43 あなたがたはすべて這うものによって、あなたがたの身を忌むべきものとしてはならない。また、これをもって身を汚し、あるいはこれによって汚されてはならない。
44 わたしはあなたがたの神、主であるから、あなたがたはおのれを聖別し、聖なる者とならなければならない。わたしは聖なる者である。地にはう這うものによって、あなたがたの身を汚してはならない。
45 わたしはあなたがたの神となるため、あなたがたをエジプトの国から導き上った主である。わたしは聖なる者であるから、あなたがたは聖なる者とならなければならない』」。
46 これは獣と鳥と、水の中に動くすべての生き物と、地に這うすべてのものに関するおきてであって、
47 汚れたものと清いもの、食べられる生き物と、食べられない生き物とを区別するものである。

レビ記12
1 主はまたモーセに言われた、
2 「イスラエルの人々に言いなさい、『女がもし身ごもって男の子を産めば、七日のあいだ汚れる。すなわち、月のさわりの日かずほど汚れるであろう。
3 八日目にはその子の前の皮に割礼を施さなければならない。
4 その女はなお、血の清めに三十三日を経なければならない。その清めの日の満ちるまでは、聖なる物に触れてはならない。また聖なる所にはいってはならない。
5 もし女の子を産めば、二週間、月のさわりと同じように汚れる。その女はなお、血の清めに六十六日を経なければならない。
6 男の子または女の子についての清めの日が満ちるとき、女は燔祭のために一歳の小羊、罪祭のために家ばとのひな、あるいは山ばとを、会見の幕屋の入口の、祭司のもとに、携えてこなければならない。
7 祭司はこれを主の前にささげて、その女のために、あがないをしなければならない。こうして女はその出血の汚れが清まるであろう。これは男の子または女の子を産んだ女のためのおきてである。
8 もしその女が小羊に手の届かないときは、山ばと二羽か、家ばとのひな二羽かを取って、一つを燔祭、一つを罪祭とし、祭司はその女のために、あがないをしなければならない。こうして女は清まるであろう』」。

詩篇13
0 聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌
1 主よ、いつまでなのですか。とこしえにわたしをお忘れになるのですか。いつまで、み顔をわたしに隠されるのですか。
2 いつまで、わたしは魂に痛みを負い、ひねもす心に悲しみをいだかなければならないのですか。いつまで敵はわたしの上にあがめられるのですか。
3 わが神、主よ、みそなわして、わたしに答え、わたしの目を明らかにしてください。さもないと、わたしは死の眠りに陥り、
4 わたしの敵は「わたしは敵に勝った」と言い、わたしのあだは、わたしの動かされることによって喜ぶでしょう。
5 しかしわたしはあなたのいつくしみに信頼し、わたしの心はあなたの救を喜びます。
6 主は豊かにわたしをあしらわれたゆえ、わたしは主にむかって歌います。
0 聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌

詩篇14
1 愚かな者は心のうちに「神はない」と言う。彼らは腐れはて、憎むべき事をなし、善を行う者はない。
2 主は天から人の子らを見おろして、賢い者、神をたずね求める者があるかないかを見られた。
3 彼らはみな迷い、みなひとしく腐れた。善を行う者はない、ひとりもない。
4 すべて悪を行う者は悟りがないのか。彼らは物食うようにわが民をくらい、また主を呼ぶことをしない。
5 その時、彼らは大いに恐れた。神は正しい者のやからと共におられるからである。
6 あなたがたは貧しい者の計画をはずかしめようとする。しかし主は彼の避け所である。
7 どうか、シオンからイスラエルの救が出るように。主がその民の繁栄を回復されるとき、ヤコブは喜び、イスラエルは楽しむであろう。

箴言26
1 誉が愚かな者にふさわしくないのは、夏に雪が降り、刈入れの時に雨が降るようなものだ。
2 いわれのないのろいは、飛びまわるすずめや、飛びかけるつばめのようなもので、止まらない。
3 馬のためにはむちがあり、ろばのためにはくつわがあり、愚かな者の背のためにはつえがある。
4 愚かな者にその愚かさにしたがって答をするな、自分も彼と同じようにならないためだ。
5 愚かな者にその愚かさにしたがって答をせよ、彼が自分の目に自らを知恵ある者と見ないためだ。
6 愚かな者に託して事を言い送る者は、自分の足を切り去り、身に害をうける。
7 あしなえの足は用がない、愚かな者の口には箴言もそれにひとしい。
8 誉を愚かな者に与えるのは、石を石投げにつなぐようだ。
9 愚かな者の口に箴言があるのは、酔った者が、とげのあるつえを手で振り上げるようだ。
10 通りがかりの愚か者や、酔った者を雇う者は、すべての人を傷つける射手のようだ。
11 犬が帰って来てその吐いた物を食べるように、愚かな者はその愚かさをくり返す。
12 自分の目に自らを知恵ある者とする人を、あなたは見るか、彼よりもかえって愚かな人に望みがある。
13 なまけ者は、「道にししがいる、ちまたにししがいる」という。
14 戸がちょうつがいによって回るように、なまけ者はその寝床で寝返りをする。
15 なまけ者は手を皿に入れても、それを口に持ってゆくことをいとう。
16 なまけ者は自分の目に、良く答えることのできる七人の者よりも、自らを知恵ありとする。
17 自分に関係のない争いにたずさわる者は、通りすぎる犬の耳をとらえる者のようだ。
18 隣り人を欺いて、「わたしはただ戯れにした」という者は、燃え木または矢、または死を、投げつける気が変な人のようだ。
19 合節
20 たきぎがなければ火は消え、人のよしあしを言う者がなければ争いはやむ。
21 おき火に炭をつぎ、火にたきぎをくべるように、争いを好む人は争いの火をおこす。
22 人のよしあしをいう者の言葉はおいしい食物のようで、腹の奥にしみこむ。
23 くちびるはなめらかであっても、心の悪いのは上ぐすりをかけた土の器のようだ。
24 憎む者はくちびるをもって自ら飾るけれども、心のうちには偽りをいだく。
25 彼が声をやわらげて語っても、信じてはならない。その心に七つの憎むべきものがあるからだ。
26 たとい偽りをもってその憎しみをかくしても、彼の悪は会衆の中に現れる。
27 穴を掘る者は自らその中に陥る、石をまろばしあげる者の上に、その石はまろびかえる。
28 偽りの舌は自分が傷つけた者を憎み、へつらう口は滅びをきたらせる。

テサロニケ人への手紙記第一5
1 兄弟たちよ。その時期と場合とについては、書きおくる必要はない。
2 あなたがた自身がよく知っているとおり、主の日は盗人が夜くるように来る。
3 人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。
4 しかし兄弟たちよ。あなたがたは暗やみの中にいないのだから、その日が、盗人のようにあなたがたを不意に襲うことはないであろう。
5 あなたがたはみな光の子であり、昼の子なのである。わたしたちは、夜の者でもやみの者でもない。
6 だから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして慎んでいよう。
7 眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うのである。
8 しかし、わたしたちは昼の者なのだから、信仰と愛との胸当を身につけ、救の望みのかぶとをかぶって、慎んでいよう。
9 神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによって救を得るように定められたのである。
10 キリストがわたしたちのために死なれたのは、さめていても眠っていても、わたしたちが主と共に生きるためである。
11 だから、あなたがたは、今しているように、互に慰め合い、相互の徳を高めなさい。
12 兄弟たちよ。わたしたちはお願いする。どうか、あなたがたの間で労し、主にあってあなたがたを指導し、かつ訓戒している人々を重んじ、
13 彼らの働きを思って、特に愛し敬いなさい。互に平和に過ごしなさい。
14 兄弟たちよ。あなたがたにお勧めする。怠惰な者を戒め、小心な者を励まし、弱い者を助け、すべての人に対して寛容でありなさい。
15 だれも悪をもって悪に報いないように心がけ、お互に、またみんなに対して、いつも善を追い求めなさい。
16 いつも喜んでいなさい。
17 絶えず祈りなさい。
18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。
19 御霊を消してはいけない。
20 預言を軽んじてはならない。
21 すべてのものを識別して、良いものを守り、
22 あらゆる種類の悪から遠ざかりなさい。
23 どうか、平和の神ご自身が、あなたがたを全くきよめて下さるように。また、あなたがたの霊と心とからだとを完全に守って、わたしたちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのない者にして下さるように。
24 あなたがたを召されたかたは真実であられるから、このことをして下さるであろう。
25 兄弟たちよ。わたしたちのためにも、祈ってほしい。
26 すべての兄弟たちに、きよい接吻をもって、よろしく伝えてほしい。
27 わたしは主によって命じる。この手紙を、みんなの兄弟に読み聞かせなさい。
28 わたしたちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたと共にあるように。

0 件のコメント:

コメントを投稿