2015年4月26日日曜日

4/26 民数記3、詩篇37、雅歌1、ヘブル人への手紙1

民数記3 
1 主がシナイ山で、モーセと語られた時の、アロンとモーセの一族は、次のとおりであった。
2 アロンの子たちの名は、次のとおりである。長子はナダブ、次はアビウ、エレアザル、イタマル。
3 これがアロンの子たちの名であって、彼らはみな油を注がれ、祭司の職に任じられて祭司となった。
4 ナダブとアビウとは、シナイの荒野において、異火を主の前にささげたので、主の前で死んだ。彼らには子供がなかった。そしてエレアザルとイタマルとが、父アロンの前で祭司の務をした。
5 主はまたモーセに言われた、
6 「レビの部族を召し寄せ、祭司アロンの前に立って仕えさせなさい。
7 彼らは会見の幕屋の前にあって、アロンと全会衆のために、その務をし、幕屋の働きをしなければならない。
8 すなわち、彼らは会見の幕屋の、すべての器をまもり、イスラエルの人々のために務をし、幕屋の働きをしなければならない。
9 あなたはレビびとを、アロンとその子たちとに、与えなければならない。彼らはイスラエルの人々のうちから、全くアロンに与えられたものである。
10 あなたはアロンとその子たちとを立てて、祭司の職を守らせなければならない。ほかの人で近づくものは殺されるであろう」。
11 主はまたモーセに言われた、
12 「わたしは、イスラエルの人々のうちの初めに生れたすべてのういごの代りに、レビびとをイスラエルの人々のうちから取るであろう。レビびとは、わたしのものとなるであろう。
13 ういごはすべてわたしのものだからである。わたしは、エジプトの国において、すべてのういごを撃ち殺した日に、イスラエルのういごを、人も獣も、ことごとく聖別して、わたしに帰せしめた。彼らはわたしのものとなるであろう。わたしは主である」。
14 主はまたシナイの荒野でモーセに言われた、
15 「あなたはレビの子たちを、その父祖の家により、その氏族によって数えなさい。すなわち、一か月以上の男子を数えなければならない」。
16 それでモーセは主の言葉にしたがって、命じられたとおりに、それを数えた。
17 レビの子たちの名は次のとおりである。すなわち、ゲルション、コハテ、メラリ。
18 ゲルションの子たちの名は、その氏族によれば次のとおりである。すなわち、リブニ、シメイ。
19 コハテの子たちは、その氏族によれば、アムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル。
20 メラリの子たちは、その氏族によれば、マヘリ、ムシ。これらはその父祖の家によるレビの氏族である。
21 ゲルションからリブニびとの氏族と、シメイびとの氏族とが出た。これらはゲルションびとの氏族である。
22 その数えられた者、すなわち、一か月以上の男子の数は合わせて七千五百人であった。
23 ゲルションびとの氏族は幕屋の後方、すなわち、西の方に宿営し、
24 ラエルの子エリアサフが、ゲルションびとの父祖の家のつかさとなるであろう。
25 会見の幕屋の、ゲルションの子たちの務は、幕屋、天幕とそのおおい、会見の幕屋の入口のとばり、
26 庭のあげばり、幕屋と祭壇のまわりの庭の入口のとばり、そのひも、およびすべてそれに用いる物を守ることである。
27 また、コハテからアムラムびとの氏族、イヅハルびとの氏族、ヘブロンびとの氏族、ウジエルびとの氏族が出た。これらはコハテびとの氏族である。
28 一か月以上の男子の数は、合わせて八千六百人であって、聖所の務を守る者たちである。
29 コハテの子たちの氏族は、幕屋の南の方に宿営し、
30 ウジエルの子エリザパンが、コハテびとの氏族の父祖の家のつかさとなるであろう。
31 彼らの務は、契約の箱、机、燭台、二つの祭壇、聖所の務に用いる器、とばり、およびすべてそれに用いる物を守ることである。
32 祭司アロンの子エレアザルが、レビびとのつかさたちの長となり、聖所の務を守るものたちを監督するであろう。
33 メラリからマヘリびとの氏族と、ムシびとの氏族とが出た。これらはメラリの氏族である。
34 その数えられた者、すなわち、一か月以上の男子の数は、合わせて六千二百人であった。
35 アビハイルの子ツリエルが、メラリの氏族の父祖の家のつかさとなるであろう。彼らは幕屋の北の方に宿営しなければならない。
36 メラリの子たちが、その務として管理すべきものは、幕屋の枠、その横木、その柱、その座、そのすべての器、およびそれに用いるすべての物、
37 ならびに庭のまわりの柱とその座、その釘、およびそのひもである。
38 また幕屋の前、その東の方、すなわち、会見の幕屋の東の方に宿営する者は、モーセとアロン、およびアロンの子たちであって、イスラエルの人々の務に代って、聖所の務を守るものである。ほかの人で近づく者は殺されるであろう。
39 モーセとアロンとが、主の言葉にしたがって数えたレビびとで、その氏族によって数えられた者、一か月以上の男子は、合わせて二万二千人であった。
40 主はまたモーセに言われた、「あなたは、イスラエルの人々のうち、すべてういごである男子の一か月以上のものを数えて、その名の数を調べなさい。
41 また主なるわたしのために、イスラエルの人々のうちの、すべてのういごの代りにレビびとを取り、またイスラエルの人々の家畜のうちの、すべてのういごの代りに、レビびとの家畜を取りなさい」。
42 そこでモーセは主の命じられたように、イスラエルの人々のうちの、すべてのういごを数えた。
43 その数えられたういごの男子、すべて一か月以上の者は、その名の数によると二万二千二百七十三人であった。
44 主はモーセに言われた、
45 「あなたはイスラエルの人々のうちの、すべてのういごの代りに、レビびとを取り、また彼らの家畜の代りに、レビびとの家畜を取りなさい。レビびとはわたしのものとなる。わたしは主である。
46 またイスラエルの人々のういごは、レビびとの数を二百七十三人超過しているから、そのあがないのために、
47 そのあたまかずによって、ひとりごとに銀五シケルを取らなければならない。すなわち、聖所のシケルにしたがって、それを取らなければならない。一シケルは二十ゲラである。
48 あなたは、その超過した者をあがなう金を、アロンと、その子たちに渡さなければならない」。
49 そこでモーセは、レビびとによってあがなわれた者を超過した人々から、あがないの金を取った。
50 すなわち、モーセは、イスラエルの人々のういごから、聖所のシケルにしたがって千三百六十五シケルの銀を取り、
51 そのあがないの金を、主の言葉にしたがって、アロンとその子たちに渡した。主がモーセに命じられたとおりである。

詩篇37 
0 ダビデの歌
1 悪をなす者のゆえに、心を悩ますな。不義を行う者のゆえに、ねたみを起すな。
2 彼らはやがて草のように衰え、青菜のようにしおれるからである。
3 主に信頼して善を行え。そうすればあなたはこの国に住んで、安きを得る。
4 主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる。
5 あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、
6 あなたの義を光のように明らかにし、あなたの正しいことを真昼のように明らかにされる。
7 主の前にもだし、耐え忍びて主を待ち望め。おのが道を歩んで栄える者のゆえに、悪いはかりごとを遂げる人のゆえに、心を悩ますな。
8 怒りをやめ、憤りを捨てよ。心を悩ますな、これはただ悪を行うに至るのみだ。
9 悪を行う者は断ち滅ぼされ、主を待ち望む者は国を継ぐからである。
10 悪しき者はただしばらくで、うせ去る。あなたは彼の所をつぶさに尋ねても彼はいない。
11 しかし柔和な者は国を継ぎ、豊かな繁栄をたのしむことができる。
12 悪しき者は正しい者にむかってはかりごとをめぐらし、これにむかって歯がみする。
13 しかし主は悪しき者を笑われる、彼の日の来るのを見られるからである。
14 悪しき者はつるぎを抜き、弓を張って、貧しい者と乏しい者とを倒し、直く歩む者を殺そうとする。
15 しかしそのつるぎはおのが胸を刺し、その弓は折られる。
16 正しい人の持ち物の少ないのは、多くの悪しきの者の豊かなのにまさる。
17 悪しき者の腕は折られるが、主は正しい者を助けささえられるからである。
18 主は全き者のもろもろの日を知られる。彼らの嗣業はとこしえに続く。
19 彼らは災の時にも恥をこうむらず、ききんの日にも飽き足りる。
20 しかし、悪しき者は滅び、主の敵は牧場の栄えの枯れるように消え、煙のように消えうせる。
21 悪しき者は物を借りて返すことをしない。しかし正しい人は寛大で、施し与える。
22 主に祝福された者は国を継ぎ、主にのろわれた者は断ち滅ぼされる。
23 人の歩みは主によって定められる。主はその行く道を喜ばれる。
24 たといその人が倒れても、全く打ち伏せられることはない、主がその手を助けささえられるからである。
25 わたしは、むかし年若かった時も、年老いた今も、正しい人が捨てられ、あるいはその子孫が食物を請いあるくのを見たことがない。
26 正しい人は常に寛大で、物を貸し与え、その子孫は祝福を得る。
27 悪をさけて、善を行え。そうすれば、あなたはとこしえに住むことができる。
28 主は公義を愛し、その聖徒を見捨てられないからである。正しい者はとこしえに助け守られる。しかし、悪しき者の子孫は断ち滅ぼされる。
29 正しい者は国を継ぎ、とこしえにその中に住むことができる。
30 正しい者の口は知恵を語り、その舌は公義を述べる。
31 その心には神のおきてがあり、その歩みはすべることがない。
32 悪しき者は正しい人をうかがい、これを殺そうとはかる。
33 主は正しい人を悪しき者の手にゆだねられない、またさばかれる時、これを罪に定められることはない。
34 主を待ち望め、その道を守れ。そうすれば、主はあなたを上げて、国を継がせられる。あなたは悪しき者の断ち滅ぼされるのを見るであろう。
35 わたしは悪しき者が勝ち誇って、レバノンの香柏のようにそびえたつのを見た。
36 しかし、わたしが通り過ぎると、見よ、彼はいなかった。わたしは彼を尋ねたけれども見つからなかった。
37 全き人に目をそそぎ、直き人を見よ。おだやかな人には子孫がある。
38 しかし罪を犯す者どもは共に滅ぼされ、悪しき者の子孫は断たれる。
39 正しい人の救は主から出る。主は彼らの悩みの時の避け所である。
40 主は彼らを助け、彼らを解き放ち、彼らを悪しき者どもから解き放って救われる。彼らは主に寄り頼むからである。

雅歌1 
1 ソロモンの雅歌
2 どうか、あなたの口の口づけをもって、わたしに口づけしてください。あなたの愛はぶどう酒にまさり、
3 あなたのにおい油はかんばしく、あなたの名は注がれたにおい油のようです。それゆえ、おとめたちはあなたを愛するのです。
4 あなたのあとについて、行かせてください。わたしたちは急いでまいりましょう。王はわたしをそのへやに連れて行かれた。わたしたちは、あなたによって喜び楽しみ、ぶどう酒にまさって、あなたの愛をほめたたえます。おとめたちは真心をもってあなたを愛します。
5 エルサレムの娘たちよ、わたしは黒いけれども美しい。ケダルの天幕のように、ソロモンのとばりのように。
6 わたしが日に焼けているがために、日がわたしを焼いたがために、わたしを見つめてはならない。わが母の子らは怒って、わたしにぶどう園を守らせた。しかし、わたしは自分のぶどう園を守らなかった。
7 わが魂の愛する者よ、あなたはどこで、あなたの群れを養い、昼の時にどこで、それを休ませるのか、わたしに告げてください。どうして、わたしはさまよう者のように、あなたの仲間の群れのかたわらに、いなければならないのですか。
8 女のうちの最も美しい者よ、あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、羊飼たちの天幕のかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。
9 わが愛する者よ、わたしはあなたをパロの車の雌馬になぞらえる。
10 あなたのほおは美しく飾られ、あなたの首は宝石をつらねた首飾で美しい。
11 われわれは銀を散らした金の飾り物を、あなたのために造ろう。
12 王がその席に着かれたとき、わたしのナルドはそのかおりを放った。
13 わが愛する者は、わたしにとっては、わたしの乳ぶさの間にある没薬の袋のようです。
14 わが愛する者は、わたしにとっては、エンゲデのぶどう園にあるヘンナ樹の花ぶさのようです。
15 わが愛する者よ、見よ、あなたは美しい、見よ、あなたは美しい、あなたの目ははとのようだ。
16 わが愛する者よ、見よ、あなたは美しく、まことにりっぱです。わたしたちの床は緑、
17 わたしたちの家の梁は香柏、そのたるきはいとすぎです。

ヘブル人への手紙1
1 神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られたが、
2 この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世界を造られた。
3 御子は神の栄光の輝きであり、神の本質の真の姿であって、その力ある言葉をもって万物を保っておられる。そして罪のきよめのわざをなし終えてから、いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。
4 御子は、その受け継がれた名が御使たちの名にまさっているので、彼らよりもすぐれた者となられた。
5 いったい、神は御使たちのだれに対して、「あなたこそは、わたしの子。きょう、わたしはあなたを生んだ」と言い、さらにまた、「わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となるであろう」と言われたことがあるか。
6 さらにまた、神は、その長子を世界に導き入れるに当って、「神の御使たちはことごとく、彼を拝すべきである」と言われた。
7 また、御使たちについては、「神は、御使たちを風とし、ご自分に仕える者たちを炎とされる」と言われているが、
8 御子については、「神よ、あなたの御座は、世々限りなく続き、あなたの支配のつえは、公平のつえである。
9 あなたは義を愛し、不法を憎まれた。それゆえに、神、あなたの神は、喜びのあぶらを、あなたの友に注ぐよりも多く、あなたに注がれた」と言い、
10 さらに、「主よ、あなたは初めに、地の基をおすえになった。もろもろの天も、み手のわざである。
11 これらのものは滅びてしまうが、あなたは、いつまでもいますかたである。すべてのものは衣のように古び、
12 それらをあなたは、外套のように巻かれる。これらのものは、衣のように変るが、あなたは、いつも変ることがなく、あなたのよわいは、尽きることがない」とも言われている。
13 神は、御使たちのだれに対して、「あなたの敵を、あなたの足台とするときまでは、わたしの右に座していなさい」と言われたことがあるか。
14 御使たちはすべて仕える霊であって、救を受け継ぐべき人々に奉仕するため、つかわされたものではないか。

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